# Kapsule CDN のキャッシュをパージする

Source: https://support.kapsulehost.com/ja-jp/cdn-cache-purge

パージを行うと、エッジに保持されているコンテンツのコピーが消去され、次の訪問者にはオリジンから新たに取得したバージョンが配信されます。変更を公開したのに古いバージョンが表示され続けるときに行う操作です。

キャッシュは CDN を高速にする仕組みであると同時に、行ったばかりの変更がすぐに反映されない理由でもあります。キャッシュの有効期間をゼロにするのではなく、長めに保ったうえで必要なときにパージしてください。このガイドではその両方と、見当違いの場所を探す前にエッジのキャッシュとブラウザのキャッシュを見分ける方法を説明します。

## パージが必要なとき

訪問者が URL で取得するものを変更したら、パージしてください。

- CSS または JavaScript のファイルを差し替えたのに、古いファイルが配信され続けている。
- 既存のファイル名のまま、画像の新しいバージョンをアップロードした。
- ページの不具合を修正し、壊れたバージョンを世界中で今すぐ消したい。
- ページの内容を変更し、エッジの TTL が切れるまで待てない。

まったく新しいページや新しいファイル名を追加しただけなら、パージは不要です。一度もリクエストされていない URL には、キャッシュされたものが何もありません。

> **Tip:** アセットのファイル名にバージョンを含めておけば (`style.css` ではなく `style.a1b2c3.css`)、パージが必要になることはほとんどありません。新しいファイル名は新しい URL なので、オリジンから新たに取得され、独自のキーでキャッシュされます。

## パージの操作場所

1. [KPanel](https://kpanel.kapsulehost.com) にサインインします。
2. 左側のサイドバーで **ウェブサイト** をクリックし、対象のサイトをクリックします。
3. サイトのメニューで **パフォーマンス**、**Kapsule CDN** の順に開きます。
4. **キャッシュをパージ** カードまでスクロールします。

直接のアドレスは `/websites/<site-id>/cdn` です。

![Kapsule CDN ページの「キャッシュをパージ」カード](https://support.kapsulehost.com/help/screenshots/cdn-cache-purge.881b7fa3.webp)

> **Note:** パージの操作は、サイトで CDN が有効になってから表示されます。ページに **このサイトではCDNがオフです** というバナーが表示されている場合や、カスタムドメインの接続を求められる場合は、エッジにはまだパージするものがありません。どのプランに含まれるかは [サイトで Kapsule CDN を有効にする](https://support.kapsulehost.com/ja-jp/cdn-enabling) に正確に記載されています。

## 単一の URL をパージする

1. **キャッシュをパージ** カードで、**パージするURL（サイト全体の場合は空白のままにしてください）** 欄に公開 URL を完全な形で入力します。欄の例示テキストが想定される形式を示しています: `https://your-domain.tld/path`
2. **パージ** をクリックします。
3. 入力した URL をパージしたことを示す確認が表示されます。

訪問者がリクエストするとおりの URL を、スキーム (`https://`)、ホスト、パスを含めて正確に使用してください。パージは URL で照合されるため、`https://example.com/about` と `https://example.com/about/` は別々のキャッシュエントリであり、同じページにクエリ文字列を付けたものも同様です。

何が変わったのかが正確にわかっている場合は、単一の URL をパージするのが最初に取るべき手順です。すぐに反映され、ほかのキャッシュはそのまま残るため、サイトのほかの部分は高速なままです。

## サイト全体をパージする

1. **パージするURL** 欄を完全に空白のままにします。
2. **パージ** をクリックします。
3. 確認には「フルキャッシュをパージしました。」と表示されます。

> **Warning:** フルパージを行うと、すべてのエッジ拠点からサイトのキャッシュ済みオブジェクトがすべて消去されます。各 URL が再びリクエストされるまで、すべての訪問者にオリジンから配信されるため、オリジンには一時的にトラフィックが集中し、各ページの最初の訪問者は往復の完了を待つことになります。アクセスの多いサイトでは、変更した特定の URL だけをパージすることをおすすめします。

実行したパージはすべて、URL またはゾーン全体を示すマーカーとともにアカウントのアクティビティログに記録されるため、誰がいつ何をパージしたかを確認できます。

## キャッシュの有効期間とその関係

同じページの **キャッシュTTL** カードで、パージせずにコンテンツが保持される期間を設定します。

| 設定 | 制御する内容 | 既定値 |
|---|---|---|
| **エッジTTL（秒）** | エッジがコピーを保持し、その後オリジンから再取得するまでの期間 | 3600 (1 時間) |
| **ブラウザTTL（秒）** | 訪問者のブラウザが自分のローカルコピーを保持する期間 | 3600 (1 時間) |

この 2 つは互いに独立しており、これが最もよくある混乱の原因です。パージで消去されるのは **エッジ** です。訪問者のブラウザの中までは届きません。パージしたのにご自身の画面で古いバージョンが表示される場合、ほぼ確実にご自身のブラウザのキャッシュを見ています。

これを切り分けるには、プライベートウィンドウまたはシークレットウィンドウでページを読み込むか、強制再読み込みを行ってください。プライベートウィンドウで新しいバージョンが表示されれば、パージは成功しており、あとはご自身のブラウザとほかの訪問者のブラウザを待つだけです。それらはブラウザ TTL が切れると更新されます。

> **Tip:** 頻繁に公開していてファイル名にバージョンを付けられない場合は、**ブラウザTTL** を短く (数分に) し、**エッジTTL** は長いままにしてください。エッジの利点の大部分を保ちながら、訪問者が古いコピーを見続ける可能性のある期間を大幅に短くできます。

## 画像の最適化とパージ

**オンザフライ画像最適化** がオンの場合 (Kapsule CDN+ の機能)、エッジは各画像の最適化済みの派生版をオリジナルと並べて保存します。画像の URL をパージすると派生版も消去されるため、差し替えた画像は次のリクエスト時に最適化し直されます。最適化済み画像専用のパージはありません。

**対応ブラウザへWebPを配信** についても同様です。WebP 版は同じ URL の下にあり、同じパージで消去されます。

## トラブルシューティング

**「このサイト用に CDN がプロビジョニングされていません」** サイトにはまだエッジゾーンがありません。まず CDN を有効にし、証明書のプロビジョニングが完了するまでお待ちください。

**「パージに失敗しました。」** パージのリクエストがエッジに届きませんでした。少し待ってから再試行してください。失敗が続く場合は、エッジゾーンがまだプロビジョニング中の可能性があります。ページに **CDNはオンです** のバナーが表示されているか確認してください。

**パージしたのにページが古いままです。** まずプライベートウィンドウで確認してください。プライベートウィンドウでも古いバージョンが表示される場合は、末尾のスラッシュやクエリ文字列を含めて正確な URL をパージしたか確認し、それからフルパージをお試しください。

**更新が一部の訪問者にしか表示されません。** その訪問者のブラウザがまだブラウザ TTL の期間内にあります。問題はありません。期限が切れたとき、または強制再読み込みを行えばすぐに、新しいバージョンが表示されます。

**フルパージのあとにオリジンがダウンしました。** 上で説明した、キャッシュされていないトラフィックの集中によるものです。エッジ TTL を長くし、次回は変更した URL だけをパージしてください。オリジン自体の耐久性を高める方法は [ウェブサイトの速度を改善する](https://support.kapsulehost.com/ja-jp/website-speed) で説明しています。

パージは成功したのに、エッジが数分を超えて古いコンテンツを配信し続ける場合は、正確な URL とパージした時刻を添えて [support@kapsulehost.com](mailto:support@kapsulehost.com) までメールでお問い合わせください。
