# cPanelからKapsuleHostへのウェブサイト移行

Source: https://support.kapsulehost.com/ja-jp/sites-migrate-cpanel

ほとんどの方は、ファイルに一切手を触れることなくcPanelからサイトを移行しています。KapsuleHostにはガイド付き移行機能があり、古いサイトを稼働させたまま、ファイルとデータベースを自動でコピーしてくれます。本ガイドでは、3つの移行方法とその選び方、そしてご自身で作業を行いたい場合の手動移行の手順についてご説明します。

移行はすべてのプランで無料です。初期設定費用やサイトごとの課金は一切発生しません。

## 移行を始める前に

> **Note:** 新しいサイトが確認でき、ドメインの向き先が切り替わるまでは、古いホスティングを有効なままにしておいてください。早まって解約してしまうことが、この作業において唯一取り返しのつかない失敗です。なぜなら、コピー元そのものが消えてしまうからです。1週間ほどの重複期間を確保してください。

次のものを事前にご用意ください。

- サイトが現在稼働しているドメイン。
- サイトのWordPress管理画面、またはcPanelかFTPのログイン情報へのアクセス。
- 最終ステップで使用する、ドメインレジストラのログイン情報。
- 空きサイト枠のあるKapsuleHostホスティングプラン。

## 移行方法を選ぶ

KPanel左側のサイドバーから**移行**を開き、ウェブサイト移行の画面に進んで、現在のサイトアドレスを入力します。KapsuleHostがサイトを確認し、プラットフォームを特定したうえで、3つの移行方法を提示します。

![KPanelの移行方法の選択肢](https://support.kapsulehost.com/help/screenshots/sites-migrate-cpanel.89d2d04b.webp)

| 方法 | 仕組み | 最適なケース |
|---|---|---|
| **KapsuleHost Migrator Plugin** | 移行元サイトに無料プラグインをインストールし、ワンタイムトークンを貼り付けます。ホスティング認証情報が外部に渡ることはありません。 | WordPressおよびWooCommerceのサイト。最も速い方法で、ほとんどの方にお勧めです。 |
| **ホスティング認証情報** | 一時的なFTP、SFTP、cPanelへのアクセス権とデータベース情報をご提供いただきます。こちらですべてを直接取得します。 | WordPress以外のサイトを含む、あらゆるプラットフォーム。 |
| **弊社チームが対応** | サイトについてお知らせいただければ、移行エンジニアが手作業で対応します。 | 複雑な構成の場合、複数サイトを同時に移行する場合、あるいは単にご自身で対応したくない場合。 |

いずれも無料で、ウィザードの途中でいつでも方法を切り替えることができます。

### プラグインによる方法

1. **KapsuleHost Migrator Plugin**を選択します。
2. 画面から`kapsule-migrator.zip`をダウンロードします。
3. 現在のサイトで**Plugins**を開き、**Add New**、**Upload Plugin**と進みます。zipファイルをアップロードして有効化します。
4. WordPress管理メニューの**KapsuleHost Migrate**を開きます。
5. KPanelからトークンをコピーし、プラグインに貼り付けて**移行を開始**をクリックします。

KPanelが接続を自動的に検出し、進行状況をリアルタイムで表示する画面に移ります。ファイル、データベース、アップロードファイルはすべて自動でコピーされます。トークンは48時間で期限切れになるため、必要であれば同じ画面から新しいトークンを発行してください。

### 認証情報による方法

**ホスティング認証情報**を選択し、2つのセクションに入力します。FTP、SFTP、SSHの詳細情報(ホスト名、ユーザー名、パスワード)と、データベースの詳細情報(ホスト、名前、ユーザー名、パスワード)です。cPanelのアドレスなど、その他役立つ情報を記入できる備考欄も用意されています。

> **Note:** 認証情報は保存前に暗号化され、読み取れるのは自動移行システムのみで、スタッフが閲覧することはありません。移行完了から24時間以内に完全に削除され、サイトのコピー以外の目的で使用されることは一切ありません。

### チームによる方法

サイトについての情報と、ご希望の実施時期をお知らせください。移行エンジニアが4営業時間以内に計画を添えて返信し、お客様の承認なしに公開されることはありません。

## この後の流れ

どの方法を選んでも、流れは同じです。

1. コピー作業はバックグラウンドで実行されます。既存のサイトはその間ずっと公開され、変更されることはありません。
2. 新しいサイトが一時アドレスで確認できるようになります。
3. 内容を確認し、承認します。
4. その後初めて、DNSが変更されます。

元のサイトは古いホスティング上でそのまま変更されずに残り、7日間のロールバック期間が設けられています。サイトが公開されてから7日間は、移行ページ上のワンクリック(**以前のホスティング会社に戻す**)でドメインを元に戻せます。また、DNSがご自身のレジストラで管理されている場合は、復元すべき正確なレコードが表示されます。詳しくは[公開後に気が変わった場合](https://support.kapsulehost.com/ja-jp/migrations-overview)をご覧ください。少なくともその7日間は、古いホスティングを維持してください。

## 切り替え前の確認

この工程は特に慎重に行う価値があります。DNSが切り替わった後は、すべての訪問者が承認した内容をそのまま目にすることになるためです。

一時アドレスを開いて、以下を確認してください。

- ホームページと、2〜3ページの下層ページ。
- 画像(スライダーやギャラリー内のものを含む)。
- お問い合わせフォームや予約フォームを、実際に送信してみる。
- 管理画面にログインし、1件の編集を保存してみる。
- ショップの場合は、確認ページまでの完全なテスト注文。

一部のURLが古いドメインを指したままの場合は、検索と置換を実行してください。[検索と置換の実行](https://support.kapsulehost.com/ja-jp/wordpress-search-replace)。

## ドメインの向き先を変更する

確認が問題なければ、ドメインを移します。より簡単な方法として、ネームサーバーをKapsuleHostのものに変更し、DNS管理をKPanelに取り込む方法があります。あるいは、既存のDNSプロバイダーをそのまま使い、サイトのレコードの向き先だけを変更することもできます。

詳しい手順は[ネームサーバーの変更](https://support.kapsulehost.com/ja-jp/nameservers)と[カスタムドメインをウェブサイトに接続する](https://support.kapsulehost.com/ja-jp/custom-domain-for-website)に記載されています。

DNSの変更が全員に反映されるまでには、数分から数時間かかります。この期間中、一部の訪問者はまだ古いホストに到達します。だからこそ、古いホストを稼働させたままにしておく必要があります。

> **Tip:** ドメインの向き先変更は、金曜日の夕方ではなく、平日の落ち着いた午前中に行ってください。調整が必要になった場合に、お客様ご自身が対応できる状態であり、かつ弊社に連絡が取れる状態であることが重要です。

## 手動での移行

ご自身で作業したい場合や、サイトが対応プラットフォームでない場合でも、手動での移行は可能です。

### 1. サイトを作成する

**ウェブサイト**を開き、**ウェブサイトを追加**、**新しいウェブサイト**と進みます。移行対象に合ったサイトタイプを選択します。サイトは一時アドレスでプロビジョニングされ、すぐにテストできます。[最初のウェブサイトを作成する](https://support.kapsulehost.com/ja-jp/creating-your-first-website)をご覧ください。

### 2. cPanelからエクスポートする

cPanelのFile Managerまたは FTP経由で、サイトファイルをダウンロードします。WordPressの場合は`public_html`配下のすべて(`wp-config.php`を含む)が対象です。お好みであれば、cPanelのBackup Wizardを使えば、すべてを1つのダウンロードファイルにまとめることもできます。

続いてデータベースをエクスポートします。cPanelでphpMyAdminを開き、データベースを選択し、**Export**、**Quick**、**Go**の順に進みます。

### 3. ファイルをアップロードする

1. KPanelで新しいサイトを開き、**設定**、**SFTP**と進みます。
2. **SFTP アカウント**の項目で、ユーザー名を入力し**作成**をクリックします。
3. 表示されたホスト、ポート、ユーザー名、パスワードをコピーします。パスワードは一度しか表示されず、後から再表示することはできません。
4. 任意のSFTPクライアントで接続し、ファイルをサイトディレクトリにアップロードします。

SFTPアカウントとネイティブSSHアクセスの両方の詳細については、[SFTP経由での接続](https://support.kapsulehost.com/ja-jp/sftp-access)をご覧ください。

### 4. データベースをインポートする

1. サイトを開き、**データベース**に進みます。
2. **phpMyAdmin を開く**をクリックします。自動的にサインインされ、別途パスワードを入力する必要はありません。
3. データベースを選択し、**Import**をクリックして、`.sql`ファイルを選び、**Go**をクリックします。

インポートの上限と、大きなダンプファイルの扱い方については、[phpMyAdminでのデータベースへのアクセス](https://support.kapsulehost.com/ja-jp/sites-phpmyadmin)をご覧ください。

### 5. wp-config.phpを更新する

**データベース**タブには新しい接続情報が表示されています。**設定**、**ファイルマネージャー**を使って、これらの情報を`wp-config.php`にコピーしてください。

```php
define( 'DB_NAME', 'your-new-database-name' );
define( 'DB_USER', 'your-new-database-user' );
define( 'DB_PASSWORD', 'your-new-password' );
define( 'DB_HOST', '127.0.0.1' );
```

> **Warning:** 古いホストの`.htaccess`ルールをそのまま持ち込まないでください。KapsuleHostはApacheを使用していないため、それらのルールは機能せず、実際にはリダイレクトが設定されていないにもかかわらず、設定されているかのように誤解してしまう恐れがあります。代わりにKPanel上で再作成してください。[KapsuleHostにおける.htaccessについて](https://support.kapsulehost.com/ja-jp/wordpress-htaccess)。

### 6. テストしてから向き先を変更する

一時アドレスを開き、上記の確認リストに沿って作業を行ったうえで、ドメインの向き先を変更してください。

## トラブルシューティング

**サイトは表示されるがスタイルが適用されていない。** データベース内に古い絶対URLが残っています。古いアドレスから新しいアドレスへの検索と置換を実行してください。

**「データベース接続の確立エラー」が表示される。** `wp-config.php`内の認証情報が、**データベース**タブの内容と一致していません。`DB_HOST`が`127.0.0.1`になっているか確認してください。

**データベースのインポートが途中で失敗する。** ダンプファイルがphpMyAdminのアップロード上限を超えています。`.sql.gz`に圧縮するか、複数の小さなファイルに分割するか、サポートチケットを発行いただければ弊社にてインポートを代行します。

**移行後に一部のページが404になる。** リライトルールをフラッシュしてください。**WordPress**、**クイックアクション**、**リライトをフラッシュ**の順に進みます。[WordPressのパーマリンクの問題を修正する](https://support.kapsulehost.com/ja-jp/wordpress-permalink-issues)をご覧ください。

**鍵マークが表示されない、または警告が出る。** データベースに残っているHTTPのURLによる混在コンテンツが原因です。[混在コンテンツの警告を修正する](https://support.kapsulehost.com/ja-jp/ssl-mixed-content)をご覧ください。
