既存のウェブサイト、メールボックス、ドメインを KapsuleHost へ移す方法、セルフサービスのウィザードが代わりに行うこと、そして有料のマネージドサービスの位置づけを説明します。
すべては KPanel サイドバーの 移行 から始まり、/migrate が開きます。そこで移すものを選ぶと、種類ごとに異なる流れに進みます。
移せるもの
選択画面には 3 つの選択肢があります。
ウェブサイト。 セルフサービスの自動移行です。既存サイトに小さな接続用プラグインをインストールするか、当社に読み取りアクセスを付与すると、プラットフォームがファイルとデータベースをコピーします。ドメインのメールが別の場所でホストされている場合、ウィザードにメールのステップが加わり、メールボックスも同じ移行で移せます。
メールとメールボックス。 現在のプロバイダーから IMAP でメールを KapsuleHost のメールボックスへコピーするセルフサービスの移行で、メールボックスごと、フォルダーごとに進みます。メールの移行 をご覧ください。
ドメイン名。 これは厳密には移行ではなくレジストラの移管なので、選択画面はドメイン移管の手続きへ案内します。ドメインを当社へ移管する と EPP 認証コード をご覧ください。

無料のセルフサービスと有料の Pro Services
名前の似た別々のものが 2 つあるため、正確に説明します。
KPanel の移行ウィザードは無料です。 どのプランでも利用料はかかりません。ウェブサイトの移行もメールの移行もこのウィザードを通り、その流れの中でカートに何かが追加されることはありません。ウェブサイトのウィザードには「チームに任せる」という選択肢もあり、これは注文ではなくサポートチケットを作成するため、こちらも無料です。
Pro Services は別の、任意の、有料の製品です。 ストア の Pro Services カタログでは、当社チームが所定の期間で行う単発の作業を販売しています。ウェブサイト移行 (US$150.00)、メール移行 (US$120.00)、DNS 移行サポート (US$60.00) などがあります。いずれも一回限りの料金で、GST 抜きで表示されます。
まずは無料のウィザードから始めてください。ほとんどの引っ越しは誰の手も介さずに完了します。作業全体を最初から最後まで計画して代行してほしい場合や、サポートが構成を確認したうえで勧めた場合に Pro Service を購入してください。何が必要かわからない場合は、購入前にチケットを作成してお問い合わせください。
ウェブサイトを移行する
ウィザードは 移行 のウェブサイトの選択肢にあります。5 つのステップで進み、ドメインのメールが別の場所でホストされている場合はメールのステップが 1 つ加わります。
ステップ 1: 現在のサイトのアドレス
現在のサイトの URL を入力します。ウィザードがサイトを確認し、何で動いているかを検出します。Shopify、Squarespace、Wix などのホスト型プラットフォームは、ウィザードが自動で移すために必要なサイト全体のエクスポートを提供していないため、これらを検出すると自動では続行できないとお知らせします。こうしたサイトには移行ではなく、再構築か、各プラットフォームが許可するデータの手動エクスポートが必要です。
ステップ 2: アクセス方法を選ぶ
方法は 3 つあり、最初のものがおすすめです。
接続用プラグイン (推奨)。 ウィザードから小さなプラグインをダウンロードし、既存の WordPress サイトにインストールして、ウィザードに表示される一回限りのトークンを貼り付けます。プラグインがファイルとデータベースをまとめてアップロードします。以前のホスティング側で外部からの接続を受け付ける必要がないため、認証情報による方法がうまくいかないファイアウォールの内側や制限の厳しいホスティングでも使えます。
認証情報。 FTP、SFTP、SSH の情報を入力し、WordPress サイトの場合はデータベースの情報も入力します。既存の SQL ダンプファイルを指定することもできます。プラグインをインストールできない場合にご利用ください。
チームに任せる。 わかることを記入して送信します。サポートチケットが作成され、担当者が対応します。
移行が終わったら、入力した認証情報は漏えいしたものとみなして変更してください。これはホスティングの引き継ぎ全般に言える良い習慣で、KapsuleHost についての注意ではありません。
ドメインのメールが別の場所にある場合
ウィザードがドメインのメールを別のプロバイダーで見つけると、メール のステップが加わります。移行を選んで各メールボックスのログイン情報を入力すると、メールボックスがウェブサイトと並行してコピーされます。MX レコードを KapsuleHost に向けるまで、メールは以前のプロバイダーに届き続けます。これはコピーの完了後に行う別のステップです。このステップを飛ばした場合は、公開画面で後から メールも移動させる を選べます。
ステップ 3: 接続
プラグインの方法では、ウィザードはプラグインからの接続を待ち、接続できたことを表示します。トークンは一回限りで有効期限があります。使う前に期限が切れた場合は、ウィザードで新しいトークンを発行して貼り付けてください。
ステップ 4: 評価
実行の前に、ウィザードは検出した内容を評価し、所要時間の見込み、信頼度、見つかったリスクを表示します。リスクは必ずお読みください。移行後に対応が必要になる可能性が最も高い点です。
ステップ 5: 開始
移行が実行され、接続、スキャン、ファイルの取得、データベースのインポート、URL の書き換え、準備、検証を順に表示するリアルタイムの進行状況ページに移ります。
公開中のサイトには触れません
多くの方が心配される点なので、はっきりお伝えします。
移行によって既存サイトが上書きされることはなく、DNS も変更されません。コピーは KapsuleHost の一時アドレスに置かれるため、公開内容が変わる前に開いて操作し、確認できます。現在のサイトはその間ずっと訪問者に表示され続けます。
公開は別の、意図的なステップです。納得できたら、DNS を KapsuleHost に向けるよう変更します。進行状況ページはこれも追跡し、ネームサーバーの変更待ちか、反映中か、公開済みかを表示します。ネームサーバー と ドメインの追加と接続 をご覧ください。
公開後に気が変わった場合
7 日間のロールバック期間があります。旧サイトは以前のホスティング会社にそのまま残っています。移行によって変更されることはないためです。サイトの公開後 7 日間は、移行ページでワンクリックするだけで元に戻す手続きが始まります。
移行 から該当の移行を開き、そのページの 以前のホスティング会社に戻す を使います。
- ドメインが当社で登録されている場合、または当社のネームサーバーを使っている場合 は、ワンクリックで公開時の変更を元に戻します。何かを変更する前に、以前のホスティング会社がまだドメインに応答することを確認し、何が変わるかを正確に表示します。
- DNS プロバイダーがワンクリックでの変更に対応している場合 は、クリックするとプロバイダーの画面に移り、元に戻す変更を承認できます。
- DNS が当社では変更できない場所にある場合 は、DNS プロバイダーで変更すべきレコードを正確に表示し、その後に公開 DNS を確認して、元に戻したことが反映されたかどうかをはっきりお伝えします。
以前のホスティングは公開後少なくとも 7 日間は残しておいてください。解約すると、戻れる旧サイトはなくなります。
元に戻すときにネームサーバーが切り替わる場合、メールもそれに伴って移ります。新しいメールは以前の DNS が指定する先に届き、すでに KapsuleHost に届いたメールは KapsuleHost のメールボックスに残って、引き続き読めます。KapsuleHost 上のコピーもそのまま残るため、後で再移行せずにもう一度公開できます。Kora に移行を元に戻すよう頼むこともできます。
引っ越しの後
移行が完了したと判断する前に、次のリストを確認してください。
- 実際のページを開いてみる。 トップページ、下層ページ、フォーム、そして決済ページがあればそれも。
- 証明書を確認する。 DNS が当社を向いた時点で発行されます。SSL 証明書 をご覧ください。
- 混在コンテンツを探す。 ドメインやプロトコルの変更後によく起こります。混在コンテンツの修正 をご覧ください。
- パーマリンクを確認する。 KapsuleHost のウェブホスティングは nginx で動いているため、以前のホスティングの
.htaccessルールはここでは効きません。パーマリンクの問題 と WordPress と .htaccess をご覧ください。 - PHP のバージョンを確認する。 PHP バージョンの変更 をご覧ください。
- cron ジョブを作り直す。 移行では引き継がれません。cron ジョブ をご覧ください。
- メールを確認する。 ウェブサイトのコピーそのものはメールを運びません。メールボックスが移るのは、ウィザードでメールのステップを選んだ場合か、公開画面で メールも移動させる を選んだ場合だけです。新しいメールが KapsuleHost に届くのは、MX レコードがこちらを向いてからです。メールの移行 をご覧ください。
- 新しいバックアップを取る。 サイトが望む場所に落ち着いたところで取りましょう。バックアップを取る をご覧ください。
移行の追跡
移行 ページには、3 種類すべての進行中のものと完了したものが一覧表示されます。行をクリックすると詳細ページが開きます。ウェブサイトの移行ではリアルタイムの進行状況、メールの移行ではメールボックスごとの進行状況、担当者が対応しているものではタイムラインが表示されます。
移行が失敗した場合は、どの段階で失敗したかがページに表示されます。よくある原因は、機能しない認証情報、接続をブロックする移行元のホスティング、一度に取得するには大きすぎるデータベースです。サポートはお客様と同じ作業内容を確認できるため、チケットに追跡 ID を記載するとやり取りを一往復減らせます。サポートチケットの作成 をご覧ください。